【簡単に!】ダイハツ不正内容をわかりやすく3分で解説!エアバックのタイマー作動はヤバすぎる

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【簡単に!】ダイハツ不正内容を3分で解説!エアバックのタイマー作動はヤバすぎる

2023-12-23

2023年12月20日に発覚した、ダイハツ工業による不正問題。

国が定める車両認証試験での不正が発覚し、25の試験項目に、174個もの不正があったことが明らかになりました。

今回は、ダイハツ不正内容を3分で解説!と題して、

174個もある多すぎる不正内容を【3つの種類】に分類し、事例をもとに簡単&簡潔にわかりやすく解説します。

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種類3つ|ダイハツ不正内容を簡単&簡潔&わかりやすく3分解説!

2023年12月20日に新たに発覚したダイハツの不正問題は25項目。現在174個にも数が及んでいます。

多すぎでしょ。

第三者委員会では174個の不正行為を3つの類型に分類し、類似案件調査が行われました。

  • 不正加工・調整類型(28個)
  • 虚偽記載類型(143個)
  • 元データ不正操作類型(3個)

計174個!!

これら3つを簡単に説明すると…

  • 試験に合格するために、わざと実験装置に細工をしてた!
  • 報告書にウソの記載をしていた!
  • 試験情報をねつ造したり、データ改ざんしていた!

ということです。

安全試験ってなんのためにあるのかしら…?

ダイハツ不正内容の具体例3つ

では具体的にしていた不正とは何でしょうか?

不正事例3つは以下の通り。

  • エアバッグの実験では、衝撃で作動するのではなく、あらかじめタイマーで作動するように細工をしてた
  • 衝突実験では、運転席と助手席の両方のデータが必要。しかし運転席は試験せず、助手席のデータを転記してた
  • 衝撃データを計る時に、試験に通るデータを先に用意。差し替えて提出した

完全にあり得ないね・・・

これらの不正が計174個もあったとのこと。

エアバックが必要時に作動しなかったり、助手席の安全性が保障されないと言ったし車も出荷されている可能性がある

ということになりますね。

ダイハツユーザーにとっては、今まで事故が無かった場合でも、これから不安なまま乗用していくというのはストレスにもなります。

早急に今後の安全の保障を提供する必要がありますね。


ダイハツの不正行為を簡単に説明すると以上のようになります。

では以下より、もう少し詳しく不正内容【3つの種類】を説明していきましょう。

ダイハツ不正内容【種類別①】不正加工・調整類型⇒28個

【種類別・ダイハツ不正内容】一つ目は「不正加工・調整類型」です。

不正加工・調整類型とは

試験実施担当者等が、意図的に車両や実験装置等に不正な加工・調整等を行う行為

引用元:https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/report_2.pdf

読んで字のごとく、車両認証試験のために「故意に」不正な加工等をしたということですね。

この種類の不正は全部で28個見つかっています。

具体的な事例2つを上げてみましょう。

事例1.「側面衝突試験時にエアバックを不正に起動」

引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/3522081/blog/47420229/

通常は、衝撃を感知して作動するエアバッグ。

ダイハツは認証試験の際、はまだエアバッグの自力発火装置が開発されていませんでした。

そこで、衝撃ではなくタイマーで作動するよう不正加工していました。

もはや何のための認証試験かかわからないわね

事例2.「側面衝突試験時にドアに裏側から切り込みを入れる」

引用元:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2304/29/news057.html

側面衝突試験では、台車を車両の側面に衝突させ、ダメージの大きさを計り安全性を認証します。

ダイハツはその際、試験に不合格となる鋭利な壊れ方にならないよう、あらかじめ裏側から「ドアトリム」に切り込みを入れていました。

このような「不正加工・調整類型」が全部で28個もあったというわけです。

ダイハツ不正内容【種類別②】虚偽記載類型⇒143個

【種類別・ダイハツ不正内容】二つ目は「虚偽記載類型」です。

虚偽記載類型とは?

試験成績書作成者等が、実験報告書から試験成績書への不正確な転記を行うなどして、意図的に、虚偽の情報が記載された試験成績書を用いて確認申請を行う行為

引用元:https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/report_2.pdf

①のように、あらかじめ加工するのではなく、こちらは「嘘の情報を記載した」ということですね。

この種類の不正は148個ありました。

こちらも例を2つ挙げてみましょう。

事例1.ヘッドレスト後方衝撃試験での虚偽記載

ヘッドレスト後方衝撃試験では、運転席側の試験結果を成績書に記載しなくてはなりません。

しかしダイハツは、助手席側のデータしかなかったため助手席側のデータを運転席側のものとして虚偽記載して認証申請を行っていました。

運転席側の試験をする時間がなかったということですが、あまり理由にはなりませんね。

事例2.ポール側面衝突試験での虚偽報告

引用元:https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2305/22/news079.html

ポール側面衝突試験では、車両の左側右側の両方で衝突試験を実施し、ダミー人形のダメージを測定します。

しかしダイハツは左側のポール側面衝突試験のみの実施で、右側のデータには左側の結果を転記していました。

このように、試験時間を大幅にカットするために、虚偽記載をしていた不正が、143個もあったわけです。

もうすべてが嘘に思えてくる…

ダイハツ不正内容【種類別③】元データ不正操作類型⇒3個

ダイハツ不正内容3つ目は「元データ不正操作類型」です。

元データ不正操作類型とは?

試験実施担当者等が、試験データをねつ造、流用又は改ざんするなどして、意図的に実験報告書等に虚偽の情報を記載する行為

引用元:https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/report_2.pdf

こちらは3個ありました。

事例を1つ挙げてみましょう。

事例1.助手席頭部加速度の立ち会い試験

引用元:https://news.livedoor.com/article/image_detail/25567891/?img_id=40207400

助手席頭部加速度の立ち会い試験時、エアバッグが装備されていない車種のため、ダミーの頭部が車室内の部材に衝突し、試験に合格しない恐れがありました。

そこでダイハツは、立ち会い試験での結果に関係なく、確実に合格するために事前に差し替えデータを用意しています。

【なぜ起きた?】ダイハツの不正が発生した原因

引用元:読売新聞

前代未聞ともいえる、ダイハツ工業によるここまで大きな不正はどうして起こってしまったのでしょうか。

不正が起きた原因は以下の3つと言えそうです。

  • 開発を優先して、プレシャーがかかってしまった
  • 安全より、期限に間に合わせることを優先してしまった
  • 元々の幹部の意識が低かった

特に現場の試験担当者は、「認定試験の不合格は絶対許されない」という強烈なプレッシャーがあったと言います。

「過度にタイトで硬直的な開発スケジュール」を挙げ、認証試験の担当者が「不合格は許されないという、まさに一発勝負の強烈なプレッシャーにさらされながら業務を行っていた」と指摘。

読売新聞

試験に合格するのは何のためなのか根本から見直す必要があるね

このような現場の状況を作り上げてしまった経営幹部にもちろん責任がありますが、トヨタ子会社になる前からの古い幹部の意識の低さなど、

今回の不正には様々な要因が絡み合っていると言えそうです。

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ダイハツ不正車種一覧【64車種】

2023年12月21日現在での、ダイハツ不正車種一覧は以下の通りです。

引用元:https://www.daihatsu.com/jp/news/2023/20231220-3_1.pdf

不正行為が確認された車種一覧は以上です。

生産を終了したものも含め、

  • 64車種
  • 3エンジン(生産・開発中および生産終了車種の合計)

になり、トヨタ、マツダ、SUBARUのOEM供給をしている車種も含まれます。


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